1F床組
基礎が完成し、躯体の加工も終了に近づいた頃、
1Fの床組が始まった。
当初は自分でやるつもりだったが、
スケジュールが遅れ、雪も降ってきたので、
屋根工事をお願いする大工さんにやってもらうことにした。
このため、また予定外の出費がかさむことになるが、
年内に屋根をかけることを目標にすると仕方がない。
先日描いた床伏図を大工さんに手渡し、あとは勝手に進めてもらう。
まずは、基礎の上にCCA加工の2×10を敷土台として載せる。
「2×10の敷土台なんて、初めて見た」といわれたが、
基礎幅150㎜、外断熱のスタイロフォーム50㎜、
仕上げモルタル10㎜とすると、基礎全体の幅は210㎜となる。
そのため、敷土台は2×6や2×8では幅が足りず、
2×10を使わざるを得なかったというのが実状である。
この敷土台は、基礎工事のときに埋めておいたボルト
(基礎天端から50㎜突出)に通し、座金・ナットで固定する。
その後は、図面通りに根太を組んでいく。
一部は大工さんのアドバイスで変更した個所もあるが、
そこは臨機応変に対応するしかない。
また、根太は基本的にコマで固定する(詳細はツーバイ工法の本を見て下さい)が、
コマ打ちが出来ない個所は、ツーバイ金物で固定した。
下地材は、ログが載る部分は針葉樹合板(コンパネ)12㎜を貼り、
その他の部分はOSB9.5㎜を貼り、仮床とした。
何故、こんなことをしたかというと、
床下の断熱材(グラスウール)を下から入れるのは、
上を向いての作業となり、大変である。
そこで、地下天井材を先に貼り、断熱材を上から入れ、
その後に床下地を貼る予定のため、
OSBで仮床を作り、はがせるようにした。
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