大きな決断
8/1に第2弾の原木が搬入され、皮むきが終了したのは10/16だった。
年内に屋根をかけるためには、11月末には加工を終了していなければいけない。
残り約45日。
現在は4R前半であるため、あと5.5R。
1R/週で積んでいくと、6週間。
この他に棟木・母屋・束・梁の加工などがあるため、
ひとりで刻んでいると、年内に屋根をかけることは難しい。
この状況は、2ヶ月程前から予想されていたので、対策を考えていた。
ここで、選択肢は2つ。
①年内に屋根をかけることをあきらめて、来年へ持ちこし、一人で刻む
②プロを雇い、意地でも年内屋根かけを目指す
②を選択した場合には、予定外の出費が発生する。
①を選択した場合には、
冬場はすることがなくなる(もともと屋内で出来ることをやる予定だった)
完成が遅れるため、働き始めるタイミングが遅くなる
我が家の仕事を予定している大工さんに迷惑がかかるなどなど・・・
ここで家族会議実施(と言っても嫁と2人)。
話は予算の見直し、精神面、将来の子供の計画、
合併浄化槽の補助金の問題(平成12年度の町予算で
補助金を受けることになっている)など多岐に渡った。
特に精神面では、
『プロを入れると、セルフビルドと呼べなくなるのでは?』、
『完成したときの満足度が下がるのでは?』
というのが大きなポイントだった。
1回では結論は出ず、何日も話し合った。
そして、最終的な結論は、
『プロを雇い、年内屋根かけを目指す』ことにした。
予定外の出費はどうにかなるだろう。
どうにもならなくなったら、そこでログハウス建築を一時中断するか、
不足分はローンを組むか、借入をするなど、
その時考えようという割と安直というか、楽天的な結論となった。
結論は安直かもしれないが、
充分に時間をかけて話し合ったことが重要だと思う。
また『セルフビルドと呼べるか?』については、
セルフビルドにも色々な形態があると自分を納得させた。
基礎から設備など全てを自分でやる形態から、
躯体だけ自分でやり、後は業者任せという形態、
内装だけ自分でやる形態、
塗装だけ自分でやるDIY的な形態
など様々な気がしてきた。
『完全セルフビルド』、『セミ・セルフビルド』、『DIY』と
呼び方は変わるのかもしれないが・・・。
いずれにしろ、私の場合は、たとえ躯体を手伝ってもらっても、
その他の大部分は自分でやるのである。
そう考えると、『満足度が下がるのでは?』という疑問も、
満足度が下がったとしても、充分満足できるレベルであろうと予想される。
こうして、昨年ログビルディングスクールでお世話になった神田商会へ、
ビルダー派遣をお願いする。
先方とスケジュールの調整をして、10/17からプロに来て頂くこととなった。
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