妻壁外装
妻壁の外装材には悩まされた。
幅の狭い板では、躯体のログの太さに負けてしまう印象を持っていた。
そこで、幅広の外装材を探したが、
当時、我が家の予算にあう 外装材はなかった。
どうしよう・・・。
数週間悩んだ。
ひらめいた!
2×8を縦に半割りにして、相じゃくり加工して使おう!
素人ならではの発想である。
2×8を縦に割って、15㎜厚に整えたものを納品してもらう。
これを、溝切カッターで相じゃくり加工する。
これも根気のいる作業だった。
材料費を安く抑えるために、自分の作業時間がとられる。
相じゃくり加工まで、製材屋さんにお願いすれば良かったと、
ちょっと後悔する。
この外装材も、軒天と同様に、先に塗装をしておくことにした。
外装材を張る前に、大事な作業をしておく。
窓廻りの雨じまいである。
全天テープというものを窓廻りに張っていく。
これで、窓の隙間から雨風が進入するのを防ぐ。
次に、通気層を確保するための板を打ち付けていく。
外壁通気工法にするために必要なのだが、
「空気層の厚さは12㎜が最適」と、
何かの資料に書いていたので、12㎜厚の板を打ち付けた。
ここで、自分で加工した外装材の登場。
張ろうとするが、加工したときに比べて、どうも板が反っている気がする。
外装材に限らず、内装材、床材の木製製品は、
裏面に反り防止のための溝が刻まれている。
「あっ、やっぱり反った」
反り防止の溝は、知識として知っていたが、
相じゃくり加工にかなり時間をとられてしまい、
面倒くさくなってやらなかったのだ。
木は正直である。
でも、自分の家なので、「まっ、いいか」ということで、
そのまま進行する。
外装材を張り終えた後は、窓廻りをちょっとかっこつける。
すると、どうでしょう!(ビフォーアフター風)
ログハウスらしい雰囲気が漂ってくるではありませんか!
ちょっと嬉しくなってきました。
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