土地探しpart5
ログハウス建築のための理想の土地は、人任せでは巡り合えないだろうと
当初から考えていたので、自分の足でも探してみた。
そのために、まず、ゼンリンの住宅地図を購入する。
15,000円と高い買い物であったが、土地代に比べれば微々たるものである。
ある程度、住みたいエリアを絞り、車で走りながら、
良さそうな土地をマークしていった。
つまり、『ひとりローラー作戦』である。
いくつか良さそうな土地があると、今度は役場の税務課固定資産係へ出向く。
目的は土地の所有者と地目・面積を調べるためである。
固定資産係には固定資産台帳があり、これを閲覧することができる。
固定資産台帳には、その土地の所有者や地目・面積の変遷が記述されている。
調べてみると、気に入った土地のほとんどが地目が田、または畑になっている。
つまり、『農地』である。
これまで読んだ田舎物件探しの本によると、
農地は転用が難しいとのことなので、あきらめざるを得ない。
再度、別の場所を探し、2~3件良さそうな土地をピックアップし、
役場で調べる。
またしても『農地』である。
これを2~3回繰り返していると、役場の人に顔を覚えられたらしく、
私の顔を見ると、自動的に固定資産台帳が出てくるようになった。
こうなると、本当に農地転用は難しいのかを自分で確認したくなった。
またまた、役場へ向かうが、今度の行先は農業委員会である。
いつものことながら、ログハウス建築用の土地を探していることを説明し、
農地転用について詳しく説明してもらう。
知っていた知識を説明されるだけだったが、衝撃的な事実が発覚した。
それは、『転用できる面積は100坪程度』ということだった。
住宅を建てるには100坪程度で充分な面積であるということだそうだ。
私達の目標は1000坪である。
やはり、『農地』は諦めざるを得なかった。
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