土地探しpart4
ログハウスを建築するための土地を不動産屋で探そうとしたが、
なかなか良い土地が見つからない。
それなら、不動産屋以外で土地を探す方法はないものだろうか?
色々、資料をあさっていると、JAに聞いてみる方法があることを知る。
さっそく、JAへ飛び込む。
受付の姉ちゃんに
「家を建てる土地を探しているのですが、
離散農家の方で土地を売りたい方はいませんか?」
と聞いてみる。
姉ちゃんはフロアの一番後ろの偉い人の所へ行って聞いてくれた。
その後、担当者課長が出てくる。
名刺をもらうと、部署は『経営対策課』となっていた。
どうやら、農家の経営を改善・安定化させるための仕事をしているらしい。
事情を説明し、怪しい者ではないことを分かってもらう。
(これがいつも一苦労である)
状況を飲み込んでくれた課長は、
「農地を転用するか、農家が持っている農地以外の土地を買うことになるね」と言った。
そいて部下を呼び、
「○○さんが土地を売りたいと言ってなかったか?」と聞いた。
その情報は確からしい。
その後、「私達が一度見てきて、希望の条件にあう土地かを確認してきます」と
言ってくれた。
この日はこれで退散。
しかし、ここから先が長いのが田舎である。
約2週間連絡は来ない。
またまたしびれを切らして訪問してみる。
まだ、現地へ行ってないとのこと。
さらに1週間。
やっと連絡が来る。
条件には合いそうなので、案内してくれるとのことだった。
翌日、JAへ出向き、案内してもらう。
なんと、その場所は、以前不動産屋に案内してもらった10000坪の土地のすぐ近くだった。
元アスパラ畑で現在は原野になっている。
残念ながらこの土地からは樹木が邪魔して羊蹄山を拝むことは出来なかった。
当然ながらボツ。
帰り際にこの土地に生えていたアスパラを両手一杯になるほどもらった。
この後、親切なことに1時間ほどかけて近辺の農家の土地を走り回ってくれたが、
ここだという土地は見つからなかった。
丁重にお礼を言って退散する。
数日後、嫁が仕事から帰ってくると、職場の人からこう言われたそうである。
「お前たち、JAまで土地探しに行ったんだって?」
田舎は動きは遅いが、情報伝達は素早い速さである。
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