基礎工事part2
ベース部の養生が終わり、横筋と型枠の取付に入る。
配筋は200㎜角ピッチで回された。
通常は250㎜角ピッチらしいが、
これもこの基礎屋さんのこだわりらしい。
また、梁の部分は一本の鉄筋をギザギザに曲げたものを取り付ける。
これも、強度を増すためのオリジナルの工夫らしく、
基礎屋さんのこだわりでもある。
また、アンカーボルトもこのタイミングで設置してもらった。
アンカーボルトも鉄筋に緊結しないと、気が済まないらしい。
いくつ目のこだわりだろう?
同じタイミングで水道屋さんにも入ってもらい、
排水用スリーブ、給湯機の煙突用スリーブ、合併浄化槽の送風機用スリーブなど、
必要な仕事をしてもらう。
また、基礎工事中は電気工事との関わりも出てくる。
アースの配線、基礎内部のコンセント・スイッチボックスなどである。
我が家では、基礎内部のコンセント・スイッチ類は露出配線で
構わないという考え方のため、基礎工事にはからまない。
しかし、アース線を通すための配管をしておく必要がある。
また、現在の休憩小屋と将来作る予定の車庫への電気供給も必要になるため、
このための配管もしておくことにする。
外側の型枠を取り付ける前に、50㎜厚のスタイロホームを入れる。
これが基礎の外断熱工法であり、北海道では当たり前に行われているそうだ。
他のログハウスでも、基礎部分からの冷え込みを感じるオーナーもいるとのことで、
外断熱で冷気を防ぎ、『暖かい家』を実現したかった。
型枠を組み終わった後は、単管でガッチリと固定し、
生コンを入れたときに型枠が壊れないようにする。
実はこの頃、大きな問題が発覚した。
基礎外断熱工法の場合、外側は断熱材がむき出しになってしまうため、
モルタル仕上げが必要になる。
私は、基礎に関わる仕事だから基礎屋さんの仕事だろうと思っていたが、
これが大きな間違いであった。
左官屋さんの仕事らしい。
すぐに左官屋さんを紹介してもらい、打ち合わせをする。
予算として考えていなかったお金が出て行くことになる。
約40万円位かかるらしい。
かなりショック。
しかし、やらない訳にはいかないので、お願いする。
型枠がはずれた頃、左官屋さんに来てもらう。
まず、断熱材の上にラスを張っていく。
ラスは金属製のものではなく、プラスチックのような素材のものだった。
こちらの方が腐食することが無いので、耐久性が良いそうだ。
ついでに値段もよいそうだ。
ラスは基礎ベース部分まで張ってもらい、
モルタル下地もベースまで塗ってもらう。
仕上げのモルタル塗りもあるのだが、
それは来年の春ということで一件落着。
その後、再度、水道屋さんに登場してもらい、
メーターの移動、給水・排水の配管、屋外の配管をしてもらう。
この後埋め戻しをして、ようやく基礎の布部分が完成した。
時すでに11/7。
もうすぐ雪が降るぞ~!
[スポンサードリンク]