原木買い付け
今日はログハウスに使う原木を買いに行く日。
嫁は本日、代休のため、一緒に行くことにしていた。
8時前に苫小牧港へ着かなければいけない。
という訳で、4:30起床。
前日は22:30頃寝たのだが、緊張のためか、
それとも遠足前の子供の気分のためか、
二人とも夜中に2~2度、目を覚ます。
コーヒーをポットに入れ、5:00過ぎに出発。
8時前に苫小牧で、神田商会の人と待ち合わせて、苫小牧港へ向かう。
港に着いて、原木屋さんと落ち合い、案内される。
すると、船から原木を降ろしている最中ではないか!?
船に大型のクレーンが付いており、10本位の原木をまとめて掴んで、降ろしている。
陸では、その原木を大型の重機であっちこっちへと運んでいる。
初めて見る光景に圧倒されてしまった。
近辺には木のにおいがプ~ンと漂う。
ログハウスが出来上がった時にも、この香りが漂うのだろうか?
そう考えると、気分が高揚する。
で、現在は荷降ろしの最中のため、とても原木を選べる状態ではない。
何かの手違いなのかどうかは分からないが、今はここにいても時間の無駄である。
午後には大丈夫とのことなので、13:00に改めて来ることにした。
4時間ほど時間が空いてしまったので、高速道路を使って札幌へ行き、
キッチンメーカーのショールーム等を3件程回って帰ってくる。
う~ん、今日は非常に忙しい。
午後、再度、港を訪れる。
しかし、私達が求めていたスプルース・太さ(末口26cm)の丸太は、2本しかなかった。
そこで、別の場所へ案内され、約50本程度の山から選ぶことになった。
ここでは1本ずつ、丸太をチェックする。
重要なチェックポイントは、
傷がないか、曲りが強すぎないかの2点。
、
その他に
芯が中心にあるか、目が詰まっているか、白太がすくないかなどがあるが、
ほとんど最初の重要2項目がクリア出来れば、OKとした。
しかし、この山からも8本程度しかログハウスに使えそうな丸太がなかった。
その後、神田商会で30本程、キープしていてくれたことが分かり、その丸太を見てみる。
なかなか良さそうな丸太である。
しかし、薫蒸(くんじょう:丸太の消毒みたいなこと)直後のため、
1本ずつ見ることは出来ない。
かつ、長さは11m程度である。
本当は12mの原木が欲しいのだが、開口部のあるところに切って使えば、
使えないことはない。
結局、港で選んだ2本、別の場所で選んだ8本、
そして、この薫蒸直後の中から20本選び、
合計30本を購入することに決めた。
30本だと、トラックに積める限界の量なのである。
とうとう、買ってしまった。
「本当にログハウス建築が始まるんだ」
という実感が夫婦揃って湧いてきた。
もう、戻れない。
進むしか道はない。
「やるぞ~!!!」
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