電気配線

屋根がかかり、窓も取り付けたので、
やっと中の作業ができるようになった。
中の作業として、最初にやることは電気配線を回すことである。

下は、我が家のログハウスの1階電気配線図面の一部である。
この図面で、コンセント位置、コンセントの種類、照明位置、
使用するケーブルなどが分かるようになっている。

電気工事士の資格をとっていなければ、
何が書かれているか全く分からかっただろう。

電気配線図


電気配線はイメージが大切らしい。
どこに(床下、天井など)通すかがイメージできれば、
8割位は完了と、知り合いの電気屋さんは言っていた。


自分なりにイメージしながら配線していく。
床根太にインパクトドライバを使って穴を開け、配線を通していく。
結構同じ作業の繰り返しである。

後で断熱材が隙間なく入るように、ケーブルを折り曲げていくが、
時は厳寒期の2月である。

気温が低いため、ケーブルが硬くなって、思うように曲がらない。
ついでに手も冷たくなってくる。

そこで、ケーブルを必要な長さに切る作業と、被覆をむく作業は、
休憩小屋で暖をとりながらやることにする。
根性なしと呼んでください。

電気配線


電気配線でも、ちょっとしたトラブルがあった。

配線を通すために、ログにドリルで穴を開けていたときのことである。
ドリルから木以外の何かに当たった感触がした。
「何だろう?」
と思い、ドリルを抜き、穴をのぞいてみる。
「ゲ~~!!!!!」

ログを積む時に、ログ内を通しておいたケーブルを切ってしまった!

これでは、ログ内に通しておいた配線は、もう使えない。
再度、ログ内を通すことも不可能である。
仕方がないので、露出配線に変更する。

ちょっと見てくれは悪いが、幸いなことに食器棚を置く位置なので、
大部分は隠れるだろう。

ま、これも手作りログハウスということで許してもらおう。

電気配線


全ての配線を回すと、ケーブルは約700m使用した。
1軒の家で、こんなに使うものかと驚いてしまった。


[スポンサードリンク]

«  |  »

このページの先頭へ