土地探しpart1

設計図や模型が出来、いくら夢が膨らんだところで、
土地がないことにはログハウスは絶対に建たない。
土地って、一体いくらぐらいするものだろう?
全く想像がつかない。


そこで、例によって、本屋さんでの下調べから始まる。
最近は「田舎暮らし」がブームになりつつあり、
その類の本はいくつか書店に並んでいる。

その中で、「田舎暮らしの本」というそのものの本を見つけ、
その中の土地紹介のコーナーを見る。

住みたい地域が決まっているので、探すのは容易である。
ニセコ周辺の物件をみると、坪単価0.5~2万円の物件が多そうである。
つまり、1,000坪でも500万円程度で買えることも可能である。
ただし、水道は井戸などの制約はついてくる。
また、ある不動産会社が、割とニセコ近辺に強いようである。

(追記2015/04/09)
現在はニセコ周辺の地価は、外国人投資家などによる影響で、かなり上昇しています。


続いて、インターネットによる下調べをする。
いくつかの検索エンジンで、
「北海道」、「ニセコ」、「不動産」などのキーワードで検索をする。

すると、先ほど、ニセコ近辺に強いと思われる不動産会社のHPを見つける。
本に掲載されていた物件以外の物件も載っていた。
ここまでくると、あとは電話してみるしかない。

「1~2年後に、その近辺に移住しようと考えていて、土地を探しています。」
「予算は500万円で500~1,000坪くらいの土地はありませんか?」と尋ねる。

こんなことを東京で聞いたら、バカじゃないかと思われるが、
そこはやはり、北海道の田舎である。
あっさりと、「ありますよ~」という返事が返ってくる。
早速、FAXを送ってもらうことにした。

送られてきた物件は5つ。
●300坪 300万円
●1,297坪 200万円
●388坪 485万円
●868坪 580万円
●246坪 360万円

データを見てもピンとこない。
なぜなら、300坪とか868坪と言われても、どのくらいの広さかの実感が
つかめないのである。

そこで、今住んでいる近辺の1万分の1の地図を取り出し、
近所のイトーヨーカドーの大きさを調べてみる。
地図上で6mm四方だった。
ということは、実際の長さは60メートル四方。
ということは、3,600㎡、すなわち、1,090坪ということになる。

「なんだ、1,000坪って、こんなもんか。以外に狭いな」
と田舎育ちの私は思ったが、
「それだけあれば、十分過ぎるよ。そんなに土地があって、何するの?」
と彼女は言った。

こんなことで、育った環境の違いを感じた。


とりあえず、不動産会社に
「現地を見ないと何とも言えないので、年末に帰省した時に案内して下さい」
と、お願いの電話を入れる。

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