窓納め

大工さんが屋根工事をしている間、私は、窓納めを行う。

『ログハウスには木製サッシが似合う』というポリシーのため、
多少、値は張るものものの、輸入木製サッシを採用した。
メーカーは、エンゲルス日本(株)。
ベルギーのメーカーであるが、日本法人がある。


窓の納め方は、オリジナルの方法で行った。

まず、アングルを窓枠の幅に合わせたツーバイに打ち付ける。
このツーバイをキーウェイにはめる。
次に、窓枠にもツーバイを打ち付ける。
そして、キーウェイにはめたツーバイと、
窓枠の打ちつけたツーバイをビスで縫い合わせる。

窓納め

窓納め

窓納め

窓納め


この納め方のメリットは、キーウェイをチェーンソーを使わずに
丸のこで出来る手軽さにある。

キーウェイの幅は、アングルの厚さの3㎜あれば良いので、
丸のこを2回走らせると大体が終了する。

丸のこが届かない場所は、インパクトドライバで数箇所
穴を開けてしまえば終了である。


写真で窓の上が開いているが、これはご存知のセトリングスペースである。
このスペースには、グラスウールを詰め込む。

2階の窓は、妻壁をツーバイ工法で作っているので、
セトリングスペースはとらなくもOKである。
窓の固定は、躯体側から、直接ビスで固定する。


ここで苦労したことは、2階へ窓を運ぶ作業である。
この時、まだ階段を作っていなく、
はしごを掛けていただけであった。

重いペアガラスの木製サッシを運ぶのには、
非常に神経と体力を使った。

運ぶ途中で、落下させてしまうと、
10万円以上の損失になる。
また、輸入ものだけに、同じものを注文しても、
数ヶ月かかる可能性もあるのだ。


セルフビルドする人は、先に階段をつくるか、
手伝ってくれる人を探すかしたほうが、
安全かつ、効率が良いと思います。

開口部全てに窓・ドアをつけると、ものすごく温かく感じられた。
やはり、窓選びは大切な気がした。


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