合併浄化槽
基礎工事が終わりかかった頃、合併浄化槽の工事が始まった。
合併浄化槽とは生活雑排水(台所・風呂・洗濯など)と水洗便所汚水を
浄化槽で微生物の働きを利用してきれいにし、その後排水するものである。
この近辺は排水路がないため、町が合併浄化槽に補助金を出している。
ただし、町にも予算があるため、年間の補助対象数が決まっている。
そのため、約1年前から町に申請しておいたものである。
まずは、工事業者(今回は給排工事をお願いしている水道屋さん)と
埋設位置の確認をする。
その後、基礎工事と同様にやり方をして、穴を掘りはじめる。
予想していたより、大きな穴だった。(深さ2m以上)
その後、配筋をしてベースを作る。
写真中の上に伸びている鉄筋は、一番上の生コンを支えるサポートである。
ベースが出来た後、浄化槽を埋め込み、
配管をつないで、上部を生コンで固める。
また、合併浄化槽にはブロア(送風機)をつなぐ必要がある。
ブロアは基礎内部に置くようにしたため、
この配管は基礎工事の時に行っている。
出来上がるとこんな感じである。
写真中の地上に出ている塩ビ管は臭気抜きである。
これで、ウンチ処理対策はできた。
ちなみに合併浄化槽の維持には毎年お金がかかる。
法定検査料・保守点検料・清掃料・電気料など。
保守点検業者は町の指定業者でなければならず、業者によって、
多少の金額の差はある。
また、浄化槽の大きさ(何人槽か)によっても金額は変わってくるが、
我が家の場合は、年間約9万円かかる。
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