砂利を敷く
除雪が済んで、数日で乾くと言われていたが、
雪解け水はかなり多いらしく、なかなか乾かない。
乾き始めたと思ったら、雨が降る。
また乾き始めたと思ったら、またしても雨。
この2週間は、インターネットでの週間天気予報とにらめっこである。
そんな中、原木の買い付けの日が4/21に決定した。
多分、翌週には搬入されるだろう。
それまでには砂利を敷いて、トラックが入れる状態にしなくてはいけない。
土地の状態と、天気予報を考え、
原木買い付けの前日に砂利を入れることを決めた。
4/20、朝8時に現場に着くと、既に砂利を積んだダンプが来ていた。
砂利にも種類(規格)があり、
私が頼んだのは0-40(ゼロ・ヨンジュウ:通称ズリ)と呼ばれるもので、
砂利の大きさが0~40㎜のものである。
道路用としては一般的らしく、土地までの200mの進入路もこの砂利を入れており、
トラックが通っても問題ない状態だったので、これにした。
しかし、これが間違いの元だったことが後で分かる。
1台目のダンプの砂利を入れ、ブルでならす。
約8mの進入路が出来上がる。
続いて2台目のダンプが出来立ての進入路に入ってくる。
ズブッ、ズブッ。
ある場所でタイヤが埋まりだした。
どうも、そこはあまり乾いていない場所だったらしく、
砂利をいれても埋まりやすいようだ。
とりあえず2台目の砂利を降ろし、ブルでならす。
進入路はさらに8mほど伸びた。
そして3台目のダンプが、また入ってくる。
先程と同じ場所でズブッ、ズブッと埋まり出す。
砂利の厚みは15cmでお願いしていたが、この状況を見て、ブルの運ちゃんが、
「これじゃ、いくら厚く敷いてもダメだ。金を捨てるようなもんだ!」と言い出した。
私には土木知識はないが、あの埋まり方を見ていると、そんな気がする。
ここで、作戦会議。
20tの丸太を積んだトラックにも耐えれるようにするためには、
今入れた砂利を一旦よけて、『ガンズリ』と呼ばれる大きな(20cm位)砂利を入れ、
その上からよけた砂利を目潰しとして入れるしかないという結論に達した。
この時、当然、金額が跳ね上がる(予定の倍近く)が仕方がないだろう。
また、この方法をとっても、乾く前にトラックが入ってくると
埋まるかもしれないという。
その場合には、鉄板を入れるしかないだろう。
その場で、決定し、「ガンズリ」を入れることにした。
一度入れた砂利(ズリ)をブルでよける。
その後、ダンプ3台分のガンズリを敷き、よけたズリを一番上に敷きならす。
敷地内の進入路ができた!
しかし、乾いていないためか、若干の不安が残る。
また、この作業のときに数日前に自分で設置したU字溝(トラフ)が
ダンプの重みで埋まってしまった。
そのため、U字溝の下を水が流れなくなってしまった。
応急処置として、U字溝の横に排水路をスコップで掘って対応する。
このU字溝は後日、長いトラフ(2m)に交換することにした。
そもそも、U字溝を逆さまに設置することが問題なのだけれど・・・。
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