犬小屋、棟上げ!
ログビルディングスクールは、初日は生徒が私一人だったが、
それ以外は、幸いにも私以外にも生徒がいたため、
地獄は回避することができた。
2回目以降は、サドルノッチを何個も刻み、スカーフを刻み、
曲面カンナをかけ、3段まで積み上げた。
その後は、小屋組みである。
桁を載せ、屋根勾配を決め、勾配カットを行う。
さらに、束を作り、棟木を加工し、とうとう棟上げである。
束と棟木がホゾがきつかったために入らず、ノミで削りながら入れる。
最後は木槌でたたいて押し込む。
「できた~!!」
たとえ小さな犬小屋でも、私が関わったログハウスの記念すべき第一棟目である。
実に嬉しい。
感動の瞬間であった。
この程度で感動していたら、本当の家の棟上げでは涙を流しそうである。
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