土地探しpart11
2回目の交渉の場につく。
「この前は坪いくらという話だったかな?」と地主さんがとぼけ始めた。
のっけから、だまし合いの始まりである。
すかさず、私も「坪400円ですよね」と、冗談で応戦する。
その後、2時間の交渉を重ね、3,000坪400万円(坪単価1,333円)まで下がった。
私と嫁は目を合わせ、「これで決めようか?」とアイコンタクトをする。
雰囲気としては、これ以上の値引きは難しそうだ。
でも、気持ちとしては、もう一段の値引きが欲しい。
そこで、ダメもとで、こう言ってみた。
「4で割り切れるのは縁起が悪いので、
サンパチ(380万円)の末広がりでどうですか?」。
理論も根拠も何もない単なるダダである。
ここから、また30分の時間を費やす。
地主さんが悩んでいるようなので、最後にひと押しのセリフを吐く。
「ここは若者の夢を助けると思って、よろしくお願いします」。
その1分後、地主さんから「わかった」という回答がでた。
交渉成立である。
2時間30分の交渉を終えて、家に着いた時には、精神的にかなり疲れていた。
しかし、嫁と二人で万歳三唱する。
その後、契約を済ませ、司法書士に登記申請のお願いをする。
後日、土地の権利書と謄本を受け取り、とうとう念願の土地を手に入れた。
ばんざ〜い!ばんざ〜い!ばんざ〜い!



