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入院・手術


4月初旬、手術のため入院した。
屋上からは満開の桜が見える。
手術当日、個室に移る。
午後からの手術のため、昼過ぎに肩に注射をうたれる。
2時にオペ室へ入る。
このオペ室は以前に検査入院したときにも来ているので、見慣れていた。

まずは麻酔である。
大嫌いな麻酔の注射を背中に打たれる。
この時点で、息がハアハアとなり、喉が渇く。
そのうちに意識がなくなった。

次に気づいたときは寒かった。
手術が終わって個室へ戻るときである。
後で聞いた話によると、オペの予定時間は2時間だったので、4時に終わるはずだったが、
実際に終わったのは7時を回っていたそうである。

こんなに時間がかかった原因は、石を探すのに苦労したためだそうだ。
普通の人の腎臓より、中が複雑らしい。
そのため、ここだと思われる場所を内視鏡で探しても石がなく、
あちこちを探したそうである。
しかし、すべての石を発見できないうちに、手術時間が5時間を経過したため、
これ以上、開腹しているのは無理と判断して閉じたそうである。
それでも大きな石は除去できたし、腎臓の腫れを押さえることには成功した。




手術翌日の午後に、おちんちんの管と鼻の管を抜かれ、歩行可の許可がおりる。
ここからがまた大変である。腸の動きを活発にするために歩かなければいけないが、
ベッドから起き上がるだけでも結構痛みが走る。
廊下を3m歩くのが精一杯だった。
トイレまでたどり着けず、部屋で排尿をする。
この日は、意識がもうろうとしていて、その他の記憶があまりない。
というよりは、ほとんど寝ていたというのが正解かも知れない。

術後2日目、水分摂取可の許可がおりる。
術後、初めて自力でトイレへ行ったが、行きで4回、帰りで3回の休憩を要し、
ベッドに戻るまでに40分かかった。
午後になると、急に調子が良くなり、歩行が楽になる。
トイレも1回も休まずに行けるようになる。

術後3日目からは点滴台を持って、階段を上り下り出来るようになった。
その後、順調に回復し、術後7日目に抜糸し、8日目には退院した。
最近は退院が早いもんだと思った。
その後、3週間ほど自宅療養を続けた。