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農振除外申請


私達が購入した土地は、前述の通り、農業振興地域内にあるため、
このままでは家を建てることは出来ない。
除外申請の手続きをしなくてはいけない。
申請先は役場の産業課農政係。
以前にも除外申請の概略を聞きに行っているが、
再度、詳細を確認する必要が出てきた。
しかし、ある程度の予備知識は勉強しておいた方が、理解が早いだろう。

インターネットで『農振』をキーワードに検索。
申請のスケジュールは以下の様になっているらしいことが分かる。

@申請後、30日間の公告期間を設ける
Aその後、15日間の異議申立て期間を設ける
Bその後、道の審査を受ける
C道のOKが出た後、さらに15日間の縦覧期間を設ける

なんと念には念を入れたスケジュールが組まれていることだろう。
本来は、この後に、不服申立て期間30日などというのもあるらしいが、
過去にこの町でそんな事例はないそうだ。

予備知識をもとに役場へ出向く。
ここで分かったことは、申請後、上記スケジュール@の公告前に、
農業委員会やJAへ意見を聞く場を設けているらしい。
要は「問題ないですよね」という確認をとるらしい。
逆にこの場を乗り切れば、文句を言う人はいなくなるのが現状である。

また、農業委員会は月に1回だけ開催されるため、書類提出のタイミングを間違えると、
自動的に1ヶ月待たなければいけないことにもなるため、ここは注意が必要である。
すかさず、担当者に来月の農業委員会の日程を聞くが、まだ未定とのことだった。

次に必要な書類を確認すると、以下の通りであった。

@地積図・・・・・・・法務局で入手出来る公図でOK
A配置図・・・・・・・除外申請する土地のどの辺にどの位の大きさの建物を
            建てるかを示した図
B土地登記謄本
C申請書・・・・・・・書類の1枚目につけるもの
D建物平面図

いずれも過去の申請書一式を見せてもらい、大体のイメージをつかんで帰る。

家へ帰って、早速作業開始。
1週間程度で仕上げ、担当者へ持っていく。
ところが担当者は不在だったため、別の方(前任の除外申請担当者)が対応してくれた。
後で、聞いた話であるが、この時、担当者は結婚して新婚旅行中だったらしい。

後日、改めて担当者を尋ねたところ、いくつかの書類不備を指摘されたため、
持ち帰って修正する。
もう一息だ。がんばるぞー!
数日後、修正した書類を届け、無事に受理される。
あとは約3ヶ月の時間が経過するのを待つことになる。

11月末の農業委員会をとおり、公告期間が始まった。
これも後で聞いた話であるが、農業委員会の場で、私の提出した書類を見たときに
『これ、誰?』という質問がされたそうである。

そもそも、人口数千人の町なので、名前を聞くと『どこのだれベイ』かは分かるのである。
半年前に移住してきた私達の名前を知っている人が少ないのは当たり前で、
何者かと不安なのは当然である。
ましてご時勢柄、何かの新興宗教が住み着いてしまっても困るのだろう。
(当時は、オ○ム真理教が社会問題となっていた)

役場の担当者が、『半年前に移住してきた人で、奥さんは役場の保健婦です』と
説明してくれたらしく、みなさんご納得頂いたらしい。
我が家の奥さんの力は絶大である。

その後、タイミングを見計らって、予定通りのスケジュールで進んでいるかを
役場へ確認する。
問題無く進み、2月28日に縦覧期間を終了し、除外申請は通過した。
これで、建物が建てられるようになった。

夢、大きく前進!